こんにちは、michinoriです。
今日は、FAMトリップの話題をご紹介したいと思います。
今年度も、海外観光インバウンドへの取り組みとして行政によるファムトリップが盛んに行われていました。
Topicまず、FAM TRIP(ファムトリップ)って何?
・Familialization Trip-下見招待旅行、ファムトリップ
【内容]
略して「ファム」(“Fam”)と言う。大会・会議用施設側が将来バイヤーとなる可能性のある組織の代表者らを現地に招いて下見を目的としたセミナーを催し、これによって会場利用契約成立の機会の増大を図る。複数の組織の代表者を招いて行う場合もあれば、個別に招く場合もある。
上記にあるように、一般的には、ターゲットとする海外の国から、旅行会社、メディア、ブロガー等を招待し、特定のエリアや企業の情報をPRする事をファムトリップと言います。
弊社でも、過去には沖縄県のファムトリップを実施し、タイ人消費者をアテンドした経験があります。
その他にも、私はタイのメディアとして、弊社のタイ人ライターと一緒に大分県の主催するFAMトリップに参加させて頂いたことがあります。
実施するだけでなく、都道府県や行政より招聘されたメディアとして体験してみる事で、地方が行うファムトリップの良い点、改善点を感じる事が出来たので非常に良い経験になっています。
2015年にも、様々な地方、エリアにて実施されたファムトリップですが、北九州市ではツアー実施後に、書籍を出版し配布を行っています。
Topicまず、FAM TRIP(ファムトリップ)後に観光ガイドブックを出版
弊社もメディアとして参加をさせて頂いた北九州市のタイ向けファムトリップでは、実施後に観光ガイドブックを作成し、タイ国内のイベント等で販売しています。
価格は189バーツで、北九州市の観光に関する魅力が詰まっているガイドブックです。
ファムトリップでは、ターゲット国のどういった人を招聘するかで目的が変わりますが、ガイドブックとして形を残し、ツアーの造成等だけではないPRを行う事も大切です。
一言で「ファムトリップ」と表現されはしますが、とても簡単に書いても多くのフローや準備が必要です。
1.ターゲット国を絞る
2.事前のマーケティングリサーチ
3.魅力的なツアーの造成
4.ターゲット国からメディアや旅行会社を招聘・各種手続き
5.ファムトリップ実施後のプロモーション戦略を検討
6.ファムトリップを実施
7.実施後の成果確認
最終的な成果は、いかに訪日観光客数が増えたか?になりますが、ステップ毎の成果目標も立てなければいけません。
ファムトリップを含めて、広い範囲でのロードマップが必要となりますね。
以上、簡単ではありますが、FAMTRIPについてのレポートでした。
以下は、ちょっとだけおまけです。
Topicタイ人向け北九州WEBコンテンツ-JGB
こちらは、今回参加をさせて頂いた流れで作成を行いました北九州市のWEBレポートです。
⇒ท่องคิตะคิวชู มนต์เสน่ห์แห่งเกาะคิวชูที่คุณไม่ควรพลาด
タイ語ですが、ぜひ一度ご覧ください。
それでは!
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